自筆証書遺言ではトラブルがよくあります。

自筆証書遺言に関してはよくあるトラブルがいくつかあります。
まず「遺言書が何通も出てくる」ものです。
例えば祖父がなにかの機会に1通作っておいて、その後何年か経って一度作ったことをすっかり忘れてしまうこともありえます。
あるいは、その場合にしばらくして本人が捜してみてもまったく見つからず、仕方なくもう一度作り直したことも考えられます。
よって相続時に複数出現することはよくあるのですが、その場合は日付が最も新しいものが優先されます。
但し文面がまったく同一とは限りませんので、前のにはあって最新の文面には載っていない項目は、前のものがそのまま適用になります。
つまり内容ごとで検討するわけです。
次いでよくあるのが「遺書を見つけた家族が、ついその場で開けてしまった」です。
自筆証書の場合は相続時に家庭裁判所の検認を経なければいけませんから、本当は開けてはいけませんが、開けたとしてもそれで法律上無効とはなりません。
そこから急いで検認の手続きを申し立てます。